ルーツは労働の疲れを癒すため
疲れが溜まったとき、お風呂で疲れを解消する人は多いようです。お風呂好きの日本人ならではですね。よく温泉や銭湯へ行くという人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は「サウナ」に注目して、疲れを癒して元気になるサウナの入り方をご紹介します。
温泉やスーパー銭湯にあるサウナ。汗をかくとすっきりして爽快感がありますよね。そんなサウナはどこから来たのでしょうか? 日本サウナ・スパ協会のHPを参考にそのルーツを探ってみましょう!
サウナの発祥の地は、今からおよそ2000年前の白夜の国フィンランド。太陽が出ている時間が短く、寒さが厳しい気候の中で、労働の疲れを癒すために生まれたといわれています。
フィンランドのサウナは、熱気浴室に入り、汗が出てきたら、浴室内の熱くなった石に水をかけ、蒸気を発生させ湿度を上昇させます。サウナの蒸気はロユリュと呼ばれ、森の魂が宿っていると考えられています。サウナに入るときは、ロユリュとの出会いを楽しみにしているそうです。
日本には、1963年頃に伝わりました。現在では、サウナ愛好家は1000万人を超すと言われているほどです。サウナの種類は、蒸気浴、釜風呂、蒸気函浴、熱気浴、フィンランドサウナなどがあります。ちなみに国際サウナ協会の定義では、「木でできた部屋」「石積みストーブ」「ロユリュ」の3要素が揃ったものをサウナとしています。